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​大盛況の自主法政祭

活気取り戻し大きな一歩

2023年1月5日

 11月3日から6日まで本学市ヶ谷キャンパスで第75回自主法政祭市ヶ谷地区が開催された。今年度は2年ぶりに一般の来場が解禁された。第75回自主法政祭市ヶ谷地区実行委員会によるGoogleフォームでの集計によると4日間でのべ約2万3000人が訪れ、昨年度より1.5倍以上多い来場者数だった。特に初日となる3日には約7000人が訪れ、大いに盛り上がった。 

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第75回自主法政祭の様子。多くの来場者でにぎわう。

=自主法政祭実行委員会提供

 学生の活気を取り戻し、未来につなげる学祭を目指して行われた今年度の自主法政祭は、一般の来場者にとっては2年ぶりの学祭となり、パンフレットが3日目で売り切れるなど想定以上の盛り上がりを見せた。 

 昨年度から倍増した屋台企画や第72回以来の復活となった「法政プロレス2022」、実行委員会主催の「アームレスリング大会」や「メモコリ爆走!三輪車レース!」のような参加型企画等に多くの来場者が参加し、賑わいを見せた。実行委員長の吉野颯真さん(文学部日本文学科3年)は「ステージやプロレスのリングが、屋台に近いスペースに設置されていましたがそれぞれ動線を上手く確保することができたので大きな事故なく、多くの来場者のみなさんに楽しんでいただけた」と語る。「実行委員会主催のアームレスリング大会や三輪車レースには属性を問わず多くの方が参加してくださり、普段関わる機会が少ない人たちが触れ合う場にもできた」と振り返った。 

 今年度は入構制限が設けられなかったものの教室内の人数制限やビニールカーテンの設置など基本的な感染対策は継続して行われていた。これを受けて吉野さんは「ルールを守ったうえで可能な限りの最高地点に到達でき、全体として大きな一歩になったと思う。毎年状況が変わり続けることで団体のみなさんをはじめ、多くの方の混乱を招くこともあったかと思いますが、そのような中で方針に沿って円滑な学祭運営にご協力いただきありがとうございました」と語る。「実行委員会もみなさんと同じ学生と言う立場で学祭を盛り上げたい。コロナによる制限が緩和されれば、来年は今年以上に大きくなっていくと思うので、キャンパスの使い方や動線の確保など工夫を続けていってほしい」と今後の学祭へ期待を寄せた。 

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