「新システム反対」850筆提出

​法大生4名立ち上げ

2021年 9月11 日

 本学図書館は、利用者の貸出履歴の保存を返却後も可能とする新システムの導入を検討している。これに対し、法大生4名がプライバシー上の懸念を理由に導入反対の署名活動をオンライン署名サイト「Change.org」で6月1日に開始し、7日に850筆を総長と図書館長宛てに提出した。なお、18日の時点で図書館側からの返答はないという。

 「法政大学図書館の自由を守る有志」の発起人は、本学法学部通信教育部3年橘内優一(きつない・ゆういち)さん。ほか法大生3名も加わり、署名活動を開始した。「新システムを危険視したのがきっかけだ。学部長会議全体でこの問題を考え直してもらいたい」と話す。

 新システムの導入により、利用者のプライバシーが外部に提供または漏洩して「思想・良心の自由」が侵される可能性がある。それにもかかわらず、学生や教職員に対して検討過程を十分に周知せずに議論が進んでいることに不満を示し、「図書館の自由に関する宣言」の尊重を求めた。

 署名は18日現在1000筆を超えている。今後も署名活動は継続し、7月中の再提出を目指す。法学部の懸念を図書館側が払拭することを期待し、活動への思いを次のように語った。「短い期間ではあるが、変化を起こしたかった。署名に対し大学は誠実な対応をとってほしい」

(濱田倫誠)

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6月7日、本学総長と図書館長へ署名を提出した​=橘内優一さん提供