​古本を使った奨学金

​エコ本の活躍

本学の「エコロジー×募金」プロジェクトの一つとして法政大学エコ本がある。このプロジェクトは、株式会社バリューブックスを介し、書籍、ゲームソフトやCD等の買取金額全額を法政大学家計急変学生支援奨学金にあてるプロジェクトだ。

法政大学家計急変学生支援奨学金は、学費を納付する時期に合わせて春秋2回募集が行われる。本学の奨学金には「家計支援型」と「経済支援型」がある。家計支援型奨学金は家計支持者である保証人が失職、病気などにより、家計が急変し、学費を納付できない学生が応募でき、主に家庭状況から選考される。それに対して一般的な経済支援型奨学金は春のみの募集で、かつ所得証明書やGPAなどを合算して選考を行う。


エコ本は2013年3月に法政大学家計急変学生支援奨学金の開始と同時に法政大学古本募金として開始した。その後、今年6月に本学のSDGsの方針を受け、法政大学エコ本としてリブランド化した。エコ本として寄贈された本やDVDは、主に学内における各キャンパスに設置された回収ボックスや卒業生からの寄贈によって賄われている。本学に設置されたエコ本の回収ボックスは、市ヶ谷キャンパスでは九段校舎と学生センター前、小金井キャンパスでは学生生活課前、多摩キャンパスではエッグドーム前とスポーツ健康学部棟と主に周辺地域の方々向けに設置された地域交流センター前に設置されている。


エコ本の2018年における実績を見ると、年間9万8600冊(237万5082円)の寄贈があり、2013年の古本募金開始時と比較すると7万156冊(184万5905円)増加している。2013年度から2018年度までの累計は36万1183冊(770万8104円)で、法政大学家計急変学生支援奨学金として学生を救ってきた。また、本年度の総寄贈数は10万冊を超える見込みだ。


今年10月に、第20回環境展の開催に合わせ、市ヶ谷図書館では読まれなくなった本や、小説や文庫本などの再利用が見込まれるものをリユースブックとして回収し、無償で提供するプロジェクトを行っていた。  (浦田涼平)

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