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動線変更/

​学内一部店舗 客足遠のく

富士見ゲート内の店舗では、11月から客足が遠のいている。通行動線の変更による影響があるとみられる。

画像_動線変更の影響_法政大学新聞学会

​フォレストガーデン(BT地下1階)の出入り口。

寒さ対策としてついたてが設置された=高橋克典撮影

法政大学生活協同組合(法政大学生協)富士見ゲート店では11月、昼休みと授業間の移動時間における、客数と食料品の販売数が共に10月と比べて減少。客数については、11月の1ヵ月間の客数と1日あたりの客数がいずれも、昨年の同時期と比べて1割程度減少した。同じく富士見ゲート内の三省堂書店法政大学売店でも、動線変更後は10月までに比べて客数が減少。売上冊数も昨年の同時期と比べて1割程度減少した。11月11日の動線変更では、富士見ゲートと大内山校舎を結ぶ臨時通路が封鎖され、従来に比べ富士見ゲートへのアクセスがしづらくなった。客足の変化は、動線変更の影響もあるとみられる。食料品の販売数が減少している生協購買部では「日々発注数の修正を行って、食品廃棄の減少に努めている」。


現在の動線は2020年8月まで続く見通しだが、今後について生協は「来年度入学の新入生が富士見ゲートの購買書籍部をどれほど認識するか次第だ」とする。生協と三省堂書店はそれぞれ、動線変更の客数への影響を少なくするため、施設部と連携をとって対応を検討している。


一方、動線変更で通行者が増えた場所もあり、生協が運営するフォレストガーデン(ボアソナード・タワー地下1階)と富士見坂食堂(富士見坂校舎地下1階)は利用者が増えた。しかし、生協全体で見た食料品関係面での売り上げは10月までと比べて減少している。


また動線変更では、混雑解消のためフォレストガーデンの出入り口が一つから二つとなった。これを受け生協では、フォレストガーデン内に生じる温度変化などの影響を憂慮しており、大学と打ち合わせをしながら寒さ対策などの対応をとっている。  (髙橋克典)

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