市ヶ谷キャンパス

屋上緑化の取り組み

 都会に位置する市ヶ谷キャンパス。そこでの大学生活で、緑のある癒しの空間を求める意見も多い。法政大学環境センターは、屋上緑化の取り組みを通し、学生や教職員がより緑を感じられるキャンパスづくりに尽力している。

 58年館屋上には、オリーブ・ガーデンという庭園が広がる。このスペースは、キャンパスの緑化だけでなく、ヒートアイランド現象といった問題に対する緑化の効果の研究等を目的に設置された。その一角の栽培スペースは、学生、大学院生、教職員であれば誰でも利用可能だ。今年も既に全てのスペースが貸し出され、ミニトマト、ナス、イチゴ、ブロッコリーといった夏野菜や、乾燥に強いキヌアという植物等が栽培されている。オリーブ・ガーデンには日光を遮るものがなく、日当たりが良い。そのため、夏場は頻繁な水やりが必要になるが、多様な種類の植物を育てることができ、友人たちとの野菜の収穫を楽しむこともできる。「小さなスペースではありますが、都会のキャンパスの憩いの場として、ぜひ足を運んでください。ベンチに座って休憩したり、自然の変化に四季を感じたりと、屋上庭園を親しみ、有意義に使っていただければ嬉しいです」と環境センターの職員は言う。

 オリーブ・ガーデンが建設されたのは、2003年の環境展において、学生が屋上緑化計画を提案したのが発端である。その後、学生スタッフを中心に、学生のニーズを調査し、デザイン案を検討して、2005年に完成した。職員は法政大の学生に対してこう語る。「環境センターは学生からの発案を大切にしています。講演会やエコツアー、10月に行われる環境展等を通して、学生の皆さんにより環境について考えてみていただきたいです。そしてキャンパスを歩いていて気が付いたことがあれば、ぜひ環境センターにお知らせください」。

 環境センターは現在、屋上緑化維持管理メンバーを募集している。主な活動はボアソナードタワー4階のグリーン・テラスに花を植えることだ。花の種類や植え方はメンバーの提案に基づいて検討され、過去には花で「HOSEI」の文字や、えこぴょんの顔を作ったこともある。法政大学の緑化に積極的に関わりたい方や、環境や植物に興味がある方、自然と触れ合いたい方等はぜひ参加してみてはいかがだろうか。
(伊藤木の実)

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