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就活はこう変わる(2)

オンラインきっかけに キャリタス就活編集長

2020年11月24日

 新型コロナウイルスの感染拡大により、就職活動における本選考やインターンシップでもオンライン化が急激に進んだ。ステイホームでできる就職活動とはなにか。22年卒の就活について、大手就活サイト「キャリタス就活」の鈴木一史(すずき・もとふみ)編集長に聞いた。

鈴木一史編集長=写真は本人提供|法政大学新聞電子版

鈴木一史編集長=写真は本人提供

 ―ステイホームの中でできる就職活動とは。

 「まずはオンラインのインターンシップに参加してみてはどうか。大企業の4割ほどがオンラインで実施していたようだ。大学1年や2年の参加を受け入れる企業も増えているため、積極的に参加してみてほしい。


 本来ならOB・OG訪問も重要だ。どうしても入りたい企業があるならば、その業界のOB・OG訪問を徹底的にやるのも手かと。会ってみると『この会社でなければできない』ことは意外と少ないことに気づくのではないか。


 視野を狭めず、業界や企業を手広く見てみてほしいが、コロナ禍で各社対応に苦心しているようだ。企業の担当者に相談して社員と話せる機会が持てるなら積極的に参加したい」



 ―企業側としては「この会社でなければいけない」と思う学生がほしいのでは。

 「そんなことはないと思う。実際に一緒に働いたこともないのに『御社が一番』というのはウソに聞こえるのではないか。企業の社員全員に会ったとなれば『本当に好きなんだな』と心が動かされるかもしれないが。


 企業の採用担当者としては、内定を出した学生が辞退しないかどうかを見ている。規定の人数を採用しなければならないからだ。自社が第一志望かどうかは、学生のみなさんが思っているほど気にしていないと思う」



 ―これまで対面で得られていた社風や本社の様子はどのように得ればよいか。

 「これからの社会はオンライン上での仕事や世界中の人と仕事をすることが当たり前になると思う。社風を知る重要性もなくなってくるだろう。昔のようにオフィスに皆が入って社風を感じることは減っていく。

オンライン上で人間関係を構築できるスキルがこれから必要になってくる。この世界観がコロナ以前に戻ることはないだろう。入社すると、対面よりもオンラインに慣れ親しむ必要が出てくるだろう。そう考えると、社風を知れなくても気が楽になるのではないか」



 ―22卒へのコメントをください。

 「目の前の興味のあることに取り組むことが、未来を安定させることにつながる。なにをすれば自分の将来が安定するかを考えると不安になってしまう。今できることに全力で挑んでほしい」

(聞き手・宇田川創良)

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