屋台企画、閑散も「やってよかった」の声

自主法政祭市ヶ谷地区

2020年12月29日

 屋台企画は、正門前と富士見坂庭園で行われた。学祭のウェブサイトによると、全日合わせて正門前で2団体、富士見坂庭園で9団体が出店した。工事によってキャンパス中央広場は全面的に使用できず、入場制限による富士見坂校舎門の閉鎖も相まって、富士見坂庭園は孤立し、閑散とした様子だった。
 
 雑誌『ORANGE PRESS』を発行する法政大学ミニコミ出版研究会は、後半2日間(7日、8日)に、2020年度の「裏シラバス」(紙媒体)を販売。今年新たに加わった1年生も販売に参加した。

 ボランティア系のサークル「IVUSA」は4日間に渡ってラスクを販売。売り上げは全額、東北の復興支援に寄付される。代表の榎本亮太さん(2年営・市)は出店の理由について「コロナ禍で活動ができておらず、会うこともできなかったため、横のつながりを強めたかった。新歓も思うようにいかず来年が不安」と訴えるように話す。

 法政大学ローバース部(HRC)は瓶入りの炭酸飲料を販売。閑散とした広場について、澁谷菜央さん(法・法)は「寂しいですね」とぽつり。売り上げは赤字だという。それでも「みんなと会えた。やってよかった」と話す。コロナ禍でも屋台の出店を決めた理由について、代表の小池晃弘さん(2年営・営)は「新入生が思うように集まっていないのもあるが、深い理由はなく、毎年出店しているから今年も出た。来年も後輩には出てもらいたい」と明るく説明した。

 屋台を出したある団体の2年の女子学生は、屋台を終えて帰り際に「コロナ禍でイベントがなかったから、今回やれてよかった」と笑顔で話す。「人は少なかったが、通った人の多くが買ってくれてうれしかった。2年生以上はあまりおらず、1年生が多かった印象」と出店中の様子を語った。
(高橋克典)

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