本学入学式 3部に分散

2年生は1年越しの開催

2021年4月18日

 本学の入学式が4月3日、日本武道館(千代田区)で行われた。昨年度の入学式はコロナ禍で中止となっていたため、今年度は2年生を加えた3部制を取る形となった。第1・2部は2021年度入学生、3部では2020年度入学生がそれぞれ式に参加した。

新入生と新2年生を対象にした入学式が同日開催された=田谷泉撮影

 先月行われた卒業式と同様、検温やアルコール消毒の実施、式場内では座席の間隔を空け校歌は演奏を聴くのみとするなどの感染対策が行われた。また、入場の際には、2021年度入学生は「入場許可証」が、2021年度入学生は「学生証」の提示が求められた。1年生と2年生以外は参加できないため、式典の模様をインターネット上で配信した。

 

 第1・2部では、新入生を待つ親で賑わいをみせ、入学式の横断幕と一緒に写真を撮る人の列ができていた。「間隔を空けて並んでください」と、警備員の主導で感染対策が行われた。

新入生を待つ母親は「対面で行うことが出来てよかった。コロナ禍で不安はあるが授業も対面でどんどん行っていってほしい」と話し、対面授業の拡大を期待した。

 文学部英文学科の新入生2人組は「入学式は感染対策がされていて安心した」と話し、学生生活面では「一部ではあるが、対面授業が行われるのは嬉しい。SNSで交流することは限度がある。やはり対面で交流したい」と述べ、今後の大学への希望を語った。また、経営学部の新入生2人組は「法政といえば前学長(田中前総長)という印象が強かった。廣瀬総長は優しい雰囲気だった」と、新総長の第一印象を述べた。取材した新入生の多くは、今年度から総長が代わったことをほとんど認知していないようだった。同学生は、今後も継続するオンライン授業に対して「家庭内のwi-fi環境が不安だ。オンライン授業のため(授業や課題でタイピングする機会が増えるため)、タイピングが上達するという話を聞いた。その点に関してはいいかなと思う」と話した。

第3部の式典が終了し武道館から出る2年生

=田谷泉撮影

 第3部は、2020年度に入学した新2年生が参加した。昨年度の入学式は中止となったため、1年越しの入学式となった。昨年度はオンライン中心の1年間だったものの、多くの学生がサークルや授業で知り合った友人と参加したようだった。

 ゼミの友人と参加した法学部国際政治学科の2年生は「1年遅れではあるが、大学生活が始まったという新鮮な気持ちを改めて感じた。まだ制限はいろいろあるが、前向きに楽しみたいと感じられるいい式だった」とほほえんだ。

 授業の友人と参加した現代福祉学部福祉コミュニティ学科の2年生は「この1年間はほとんど登校できず、全然入学した感じではなかったが、今日の入学式で(法政大学の)一員になれた気がした」と笑みを浮かべた。第3部に参列した2年生は期待と不安の混じった様子はあまりなく、前向きな気持ちに溢れていた様子だった。

(浦田涼平、田谷泉)

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