top of page

本学2団体参加の長編映画

ウェブ上で10月末まで公開

2020年10月8日

(C)A_JAPARATION_FILM

本学からⅡ部映画研究会と放送研究会MediaWaveが参加したオムニバス長編映画『突然失礼致します!』

画像=(C)A_JAPARATION_FILM

 法政大学Ⅱ部映画研究会(市ヶ谷)と法政大学放送研究会MediaWave(小金井)が参加したオムニバス長編映画『突然失礼致します!』がウェブ上で公開されている。コロナ禍でも創作活動の灯を絶やさないとの思いから企画された本作には、全国約120の団体が参加した。10月末まで動画投稿サイト「Youtube」上で公開され、来年には劇場公開も予定されている。『突然失礼致します!』配信URL:http://totsuzen-movie.zi.cr/

 本作は今年4月、新型コロナウイルスの感染拡大により各大学でキャンパス閉鎖と課外活動の自粛が続く中、映画文化に携わる一人として今できることは何かを考えた学生らによって企画された。合同制作による芸術交流の促進と学生映画の発展を目指すほか、コロナ禍でも創作活動は可能であることを証明したいという意図もある。


 群馬大学4年の熊谷宏彰(くまがい・ひろあき)さんが総監督を務め、映画の力を信じる全国約120の大学クラブ・サークルの学生が制作に参加。映画は約180分で、各団体による1分以内の映像作品が集まったオムニバス形式の映画となっている。


 法政大学Ⅱ部映画研究会は映画の1時間47分48秒ごろから、川島優太監督による『ほんまの話はあの話』を公開した。法政大学放送研究会MediaWaveは1時間9分7秒ごろから、坂井美玖乃・朝比奈佑樹のW監督による『キボウノショ』を公開している。

 

 作品提出の受付は5月末に始まり、7月中旬で締め切られた。参加した各団体は新規撮影を「三密」を避けた屋内のみで行い、企画会議から公開までの過程はすべてリモートで行った。全団体に課された作品のテーマは「希望」。映画が「光の芸術」と呼ばれることにちなみ、閉塞した世界のなかに一筋の光を照らすという意味が込められている。
 

 8月16日に本編がウェブ上で公開され、9月1日からは未公開映像を含む完全版が公開された。ウェブ上での公開は10月末までで、来年には劇場公開が予定されている。劇場公開に向けては、8月7日から9月29日までクラウドファンディングを実施し、のべ130人から約111万9000円の支援があった。

(高橋克典)

 ■取材に対する熊谷監督のコメント
 私は映画の持つ「作り手の世界観を『映像』という最も分かりやすい形で提示し、受け取り手が(良し悪しに関わらず)自分の世界観に影響を及ぼす」というプロセスを興味深く感じていました。本作では学生たちの思い描く180通りもの「希望」が描かれています。この作品をきっかけに影響を受けた視聴者が「181番目の希望」を紡いでくれることを期待しております。

 

※川島優太監督と朝比奈佑樹監督への取材内容も後日公開いたします。

→(10/20)関連記事「Ⅱ部映画研究会とMediaWave、全国の学生と映画制作」を公開しました

 ーーー

『突然失礼致します!』配信URL:http://totsuzen-movie.zi.cr/

 

『突然失礼致します!』公式サイト:https://a.japaration.jp/

公式ツイッター:@A_JAPARATION

bottom of page