​代表者インタビュー

現在の活動と目標

2020年10月19日

 新聞学会は1930年に第1号を発行し、現在に至るまで活動を続けている。歴史ある団体だといえるが、現在はどのような方針をもって活動しているのか。また、新聞を作る際に特に心がけていることや部員・卒業生の方々とどのように良好な関係を作っているのかについて、現在の代表・宇田川創良氏(三年法・政)に話を聞いた。

 

 

 ―新聞を作る際に全体としてどのようなイメージを持っているか。

 「新聞学会全体としては、法政大学に関心を持ってもらう、また多くの人に親しみを持ってもらえるような学生新聞を目指しています。個人としては、新聞全体としてのテーマは大まかに決めるものの、部員個々でなるべく自由な活動をしてほしいというのが理想です。決められていることをただこなすのではなく、記事を書いていて楽しいと思える環境づくりを心掛けています。下級生は自分の書きたい記事を見つけるのが難しいこともあるかもしれませんが、活動を後押しできる雰囲気をつくりたいと思います」

 

 ―取材から発行まででどの作業にやりがいを一番感じているか。

 「書いた記事が発行され、形になったときにやりがいを一番感じます。大きなことを言うようですが、自分たちの書いた記事が少しでも大学側に影響を与え、過ごしやすい学生や教職員にとって過ごしやすい環境にできたら良いなと思っています。現在進めている電子版については、紙媒体とは異なり、形を実感する機会はあまりありません。だからこそ、記事自体がどのような影響を与えるかにより焦点を当てていきたいです。下級生も何かしらのやりがいを感じながら、活動をできていれば良いと思います」

 

 ―情報を発信する側として何か意識されていることはあるか。

 「情報源の信頼性と秘匿性、この2つを特に大事にしています。読者の手に信頼性のある情報が手に渡ることは特に大切です。そのため、取材時に得た情報の裏付けを確実にするよう心がけています。秘匿性についてですが、情報提供者のプライバシーや立場を守ることで、新聞学会をメディアとして信頼してもらうことを目指します。それが別の情報提供者を生むという好循環になればと思っています」

 

 ―新聞学会の雰囲気を言うならばどのようであるか。

 「正直なところ新聞学会は固い雰囲気ではあると思います。しかし、一言に固い雰囲気と言っても、表現しきれないものがあると思われるので、実際に部室に来てもらえれば良いと思います。そして、活動に興味をもっていただけたら幸いです」

 

 ―法政大学新聞学会は1924年に設立されており長い歴史があるといえるが、縦のつながりをどのようなときに意識するか。

 「最近、就職活動を始めたこともあり縦のつながりを感じることが多いです。特に三十年会に参加した時に縦のつながりを意識しました。三十年会は、1930年に法政大学新聞学会の第一号が発行されたことにちなんで名づけられた会であり、隔年に1度開かれます。ここでは新聞学会の歴代の卒業生が集まるのですが、卒業生の方々と現在活動している部員らが、過去の記事などをきっかけに会話をすることも多いです。新聞学会には長い歴史があるとは頭では分っていましたが、実際に卒業生の方々とお会いするとあらためてその歴史の長さを実感します。その方々に恥じないような新聞づくりを心掛けたいとの思いもより一層持ちました。現在三十年会以外には、公式に新聞学会の卒業生の方々を大学にお呼びする機会がありません。下級生にも、この会をこれからも大切にしてもらえたらと思います」

 

 ―新聞学会での活動を就職活動につなげるならば。

 「上級生になり就職活動を意識し始めると、頼りになるのは周りにいる先輩になると思います。卒業生の実際の体験談を聞かせてもらう、インターンシップ等の情報を教えてもらうなどは進路を考える際にとても参考になります。現在の下級生も私たちに聞いてほしいし、これからも相談できるような雰囲気づくりを続けていきたいです」

 

 ―新入生はいつでも受け付けているか。

 「いつでも受け付けています。興味を持った方はぜひ連絡をしていただけたらと思います。新聞に興味がなくとも構わないです。なにかやりたいことがあるのであれば、ぜひ加入を考えてみてほしいです」

 

 宇田川氏の言葉を借りるようであるが、我々新聞学会の活動・記事が今後も何かしらの形で大学側に影響を及ぼすものでありたい。また、現在コロナ禍により学内で従来通りの活動をすることは難しいが、新入生の目に新聞学会の活動が留まり、興味を持ってもらえたら幸いである。

(高田智美)

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