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コロナ禍の今、散歩が大事

サークル「散歩のド素人」

2021年 9月 11日

散歩サークル ロゴ.jpg

 散歩のド素人は創設141年の本学で唯一の公認散歩サークルだ。「コロナ禍だからこそ散歩が大事」。そう話すのは散歩のド素人代表の経営学部4年吉岡秀(よしおかしゅう)さん。散歩サークルの魅力について話を聞いた。

 

 散歩サークルの活動はもちろん皆で散歩をすること。しかし、ただの散歩ではない。散歩をしながら写真やカフェ巡りなど自分の趣味を深めたり、互いにコミュニケーションを楽しんだりしている。「きっかけに過ぎません。散歩に新たな価値をつけて楽しむことを大切にしています」と話す。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で散歩のド素人は大きく変化した。コロナ禍前は、散歩の参加者がそう多くはなかった。散歩後の会食が目的の人も多かったという。

2021年4月、多くのサークルが活動を制限される中、散歩のド素人は対面にこだわった。「『コロナ禍に散歩は不必要』と言う人もいましたが、コロナ禍だからこそ直接コミュニケーションをとることが大事です。体を動かしながらコミュニケーションをして心と体が健康になります。散歩は参加するハードルが低くリフレッシュという意味でも適しています」と話す。

特に1・2年生はオンライン授業が中心で友達づくりに悩んだ人も少なくない。対面で活動ができるという理由で散歩のド素人に入った人が多くいたという。「純粋に散歩を楽しみに活動に参加してくれる人が増えました。コロナ禍になって唯一の嬉しい変化です」と吉岡さんは顔をほころばせた。

 

 心と体をリフレッシュできる散歩サークルはコロナ禍にはうってつけの活動だ。自分なりの楽しみ方で散歩をするー散歩のド素人はこれからも人気が増していくことだろう。 

(籾山葵)

散歩のド素人 ロゴ

提供者:吉岡秀さん

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2021年4月にお台場を散歩した様子。撮影:吉岡秀さん

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