学内店舗客足遠のく 

​コロナ食堂売り上げ9割減」

2021年9月11日

市ヶ谷

 コロナ禍の影響で学内店舗に大きな影響が出ている。昨年度はキャンパスへの厳しい入構制限が行われ入構者数が激減。法政大学生活協同組合(以下生協)と三省堂書店法政大学売店では、客数、売り上げともに大幅に減少した。
 

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フォレストガーデン(ボアソナード・タワー地下1階食堂)

​=漆原梓乃撮影

 生協では、2020年度の食堂の売り上げが前年度の第一四半期と比較して9割減少した。売店などの購買部門では4割減、旅行代理店への仲介業務を行うサービス部門では8割減となった。客数の落ち込みも顕著だ。生協売店(富士見ゲート地下1階)では7割減、フォレストガーデン(ボアソナード・タワー地下1階食堂)では9割減と大幅に減少した。 

 本年度に入り学生のキャンパスへの入構が許可され、全体的な売上と客数は微増したものの、コロナ禍以前と比べて低い割合にとどまっている。 

 三省堂書店法政大学売店においても同様だ。担当者の北村愛理咲さんは「もともと教員の利用が多かったが、授業のオンライン化で教員を含むキャンパスの入構者自体が少なくなった。売上と客数は大幅に減少した」と語った。 

 一方で、コロナ禍で営業形態を変化させたことでよい側面もあったという。 

 三省堂書店は4月、密を避けるため1年生の教科書を学部と英語のクラスごとに分類して販売した。結果、学生の滞店時間を短縮でき、業務の効率も上がったという。 

 生協ではオンライン授業に備えた商品の購入が増えた。特にプリンター機器の売上はコロナ禍以前と比べて伸びたそうだ。今後の営業について生協担当者の青木英二さんは「短縮営業ではあるが、売店と食堂は営業している。生協のオンライン販売も利用してほしい」と話す。 

 三省堂書店は「専門書を中心に販売しているため立ち寄りにくいかもしれないが、気軽に利用してほしい」と語り、学生にも利用を呼び掛けた。 

(漆原梓乃)