宣言前の春学期 対面授業7割

解除後は対面緩和も 

2021年 9月 11日

 3回目の緊急事態宣言発令前の今年4月、本学では対面授業(オンラインも一部取り入れる「ハイブリッド型・ハイフレックス型」を含む)が7割に対し、完全なオンライン授業は3割だった。宣言解除後は対面授業の実施条件を緩和し、今後は対面に移行していく方針だ。

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ハイフレックス授業で使用されている機器=宇田川創良撮影

 6月7日に大学当局が配信したメールによると、本学学生の新型コロナウイルスの感染者数は累計で239人となった。本学学生の感染経路について学生生活課は、家庭内や友達同士での飲み会やカラオケなどでの感染が主な経路だと説明する。どこで感染してもおかしくないと注意を呼び掛けた。 

  「変異株の流行により、以前は無症状だった若者にも症状が出てきている。法政大学としては学生を守りたい」。 

  4月23日に緊急事態宣言が発出されたことを受け、本学は一部の実験・実習等を除き対面授業の実施を再び見合わせた。本学の学務部学務課は「対面授業を継続したかったが、本学の社会的責任として人の動きを抑制する必要があった。対面授業は通学によって感染のリスクが高まる。原則オンラインにせざるを得なかった」と語った。 

 緊急事態宣言解除後は、原則として4月当初の授業実施形態に戻し、対面授業を実施する方針だ。一方で一部の授業では、今後もオンライン形式をとる。5月28日、本学はホームページにて、大学とは人と人とが出会うことにより学びが深まる場であるとし対面授業の意義を伝えた。 

 授業形態には学部ごとに差も生じている。学務部学務課は「大学全体で基本的な授業の方針を定めるが、学部ごとに特性があり、学部や担当教員の裁量もある。また、学部学科ごとの人数、使用する教室の大きさも関係しているのではないか」と話した。(田谷泉)