中村文隆先生に聞く

マルチな才能を生かして

中村文隆兼任講師は東京大学情報基盤センターに勤務する傍ら、本学でも授業を行っている。中村先生は国際文化学部の1年次の必修科目である「情報リテラシー」を担当して今年で17年目であり、同学部の学生との結びつきが強い。そのため、スタディ・アブロード(SA)※  の状況について毎年多くの学生から体験談を聞いている。

気さくに取材に応じた中村先生

なかむら・ふみたか
1968年生まれ。
東京大学情報基盤センター勤務及び、法政大学兼任講師。
研究分野はネットワークエンジニアリング・音楽情報科学。
現在本学で、国際文化学部の専門科目の「情報リテラシー」、「情報システム概論」、ILAC科目の「情報処理演習」の3つの科目を担当している。

中村先生は青森県弘前市出身で、自宅にコンピューターはなかったが、地元の電気パーツ店の店頭にあったコンピューターを触って育った。中高は吹奏楽部に所属しており、指揮者やチューバを担当していた。その経験からか中村先生は現在51歳であるが、肺活量には自信がある。学問分野では、中学生の頃には、相対性理論に興味を持ち、物理学者になることを夢見ていた。


1986年、当時相対性理論の研究において、日本で権威とされる佐藤文隆教授がいた京都大学に進学した。学生時代はバロック音楽を演奏するサークルに所属しながら、勉学にも励んだ。また、趣味でシンセサイザーを用いて作曲もしていた。91年、茨城大学大学院に入学し、修士号を取得した後、93年、京都大学大学院に進学し、博士号を取得した。その後、96年から4年間、神戸山手女子短期大学で音楽科の専任講師として勤務し、2000年より、東京大学情報基盤センターで研究職として働くことになった。中村先生は先述の通り、元々音楽と物理に興味を持っていたが、その両方をかせるという理由でコンピューターなどの情報分野の仕事に就いた。そして03年に、本学で授業を行っていた同僚から引き継ぐかたちで、本学で教壇に立つことになった。


中村先生はサブカルチャーにも造詣が深く、特にアニメが好きだ。「ドラゴンボール」や「スラムダンク」を放送開始当初から視聴しており、今年の10月12日に放送が開始された「ソード・アート・オンライン」の新作を楽しみにしていた。また、好きな異世界物アニメは「異世界かるてっと」である。


このように幼い頃から様々な方面に関心を抱いていた中村先生は「法政大学は学部が非常に多く、キャンパスも3つ存在するため、本当に多様性のある大学だから、充実した4年間を過ごすことができる」と述べた。また、本学の同学部の学生に対して「SAはなかなか得難い貴重な体験ですからぜひ生かしてください」とメッセージを送った。 (竹田佳悟)
 

※スタディ・アブロード 本学の国際文化学部の学生が必修で、2年次の秋学期に中期留学をする制度。略称SA。

 

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