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 ほうせい茶、昨年11月に一新

年間売上目標を目指して

2021年9 月 11日

 株式会社「エイチ・ユー」が販売する本学オリジナルの緑茶「ほうせい茶」が昨年11月にリニューアルされた。変更点は、価格・味わい・ラベルデザインの3つ。年間売上目標の7万2000本に数万本達しなかったことが主な理由だ。

 自動販売機での販売価格は従来通りだが、輸送コストの削減により小売りの販売価格を120円から100円へ値下げし、緑茶らしい深みのある味わいを求めてお茶の抽出方法を変更した。ラベルには本学のマスコットキャラクターであるえこぴょんのイラストを新たに配し、自校ブランドを意識させるようなデザインになった。

 

 発売当初から年間の売上目標を7万2000本としていたが、発売初年度の2017年度には約5万4000本の売上を記録し、2年目には約5万5000本、3年目には約4万本と推移したためリニューアルに踏み切った。

 

 ほうせい茶は茶葉にこだわっている。本学創立者の金丸鉄と伊藤修の出身地である大分県杵築(きつき)市で生産された茶葉を使用している。この茶葉は、一般的に使用されている静岡県産の茶葉など比較すると新茶のようなすっきりした味わいと、深く豊かな香りが特徴だ。リニューアルではこの原料の特徴を生かしたブレンド方法や工場での製造工程も変更した。

 

 昨年11月にリニューアルした商品が発売された直後は、コロナ禍でキャンパスに来る学生が少なく売れ行きが伸び悩んでいたものの、今年度からは対面授業が再開され、自販機や生協購買での売上は伸びている。エイチ・ユーの小堺智行さんは「学生が手に取りやすくなったほうせい茶を飲むことで、自身が法政大学の学生であるという帰属意識が高まってほしい」と語った。(井口晃太郎)

ほうせい茶ラベル.jpg

​リニューアルされた「ほうせい茶」=井口晃太郎撮影

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